家庭は不断の努力によって成り立つものである。と悟ってみる。
結婚相手は気を遣わない人、運命の人とするもの。そして、そんな人と作る家庭は自分のすべてを受け容れてくれるノンストレスな場所……。
家庭とはまさにユートピアである。その昔、私はそう思っていました。
あなたはどうでしょうか。同じようなことを思って、家庭生活を送っていませんか?
しかし、結婚して8年ほどが経った今、これが幻想であったと私は悟っています。
そして、悟った途端に、気持ちが楽になりました。
以前の私:家庭とはユートピアである。
現在の私:家庭とは普段の努力によって成り立つものである。
これまでの生活で、散々色々な経験をしてきました。
言葉遣い、怒る頻度、だらしなさ、実家へのスタンス、許せないひとこと、年単位に及ぶセックスレス……。
挙げればきりがありません(笑)。
もう無理だ、と思って夜に家を飛び出して、泣いて歩いたこともあります。
それくらい、家庭を築くということは壮大な営みです。
でも、そうまでして築きたいものとは、何なのか。
私の場合は、子どもたちの寝顔や、安心して食事をしている姿を見たとき、何としてもこの安心安全の場を守りたい、という気持ちが湧いてきます。
人それぞれ、そういう何かをもっていると、努力をするよりどころが見つかるのかもしれません。
家庭を築く努力の仕方について、ヒントをくれる本があります。
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かなり具体的に、著者の体験談も含めて書かれており、多くの示唆をいただける本です。おすすめ。
家庭とはユートピアではない、不断の努力によって成り立つものである。
そう気づいたとき、家庭とは元来そういうものなのであるという割り切りが生まれ、一瞬でも気が楽になる。
それに気が付く人が増えて欲しいな、と思います。
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